鳥の窓ガラス衝突防止対策

鳥の窓ガラス衝突防止対策
鳥が人工構造物に衝突する事故を「バードストライク(鳥衝突)」と言います。

ビルへのバードストライクは、窓ガラスにハトやカラスなどが衝突することによって起きます。

全体が鏡のようになっているビルが増加したことで、ビルに写った背景が本物の空と区別が付きにくくなり、鳥がビルの存在に気付かず衝突したり、反射する太陽に反応して衝突する事故が増えています。

福岡県太宰府市の九州国立博物館では、建物が全面ガラス張りで空や隣接する森林が反射するため、野鳥が衝突する事故が起きています。
九州国立博物館

対策として、ミミズクの人形の配置や猛禽類の鳴き声、夜間に野生動物の目を模したライトアップを行っています。

ミミズクの置物を置く
▲ミミズクの置物を置く

猛禽(もうきん)類の声を流す(朝6時半~8時半)
▲猛禽(もうきん)類の声を流す(朝6時半~8時半)

ガラスの内側に野生動物の目のように光る青い明かりを灯す
▲ガラスの内側に野生動物の目のように光る青い明かりを灯す


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参考文献;
バードストライク(wikipedia)
https://bit.ly/2tVtRCH

九州国立博物館ブログ
「野鳥の剥製(はくせい)、展示してます」
https://bit.ly/2HoVDL6