「靴べら」を使う時

「靴べら」を使う時
「靴べら」(くつべら)は、靴を履く時、かかとに当てて、靴に足を入りやすくするために用いられる「へら」です。

関西地区では「靴すべり」とも呼ばれます。

素材も形状も大きさも様々ですが、その使用法から、表面は滑らかに仕上げられ、厚さは薄めで、幅はヒトのかかとの横幅よりも狭く作られています。

金属製の靴べら
▲金属製の靴べら

プラスチックや木製の靴べら
▲プラスチックや木製の靴べら

あえて靴べらを使用しない場合もあり、使用するか否かは靴の形状の他、靴の素材にも関係します。

基本的に、かかとを押し込む必要のある形状の靴を履く時に使い、特に、伸縮性が乏しい革靴は、靴べらがあると便利で、しばしば使用されます。

靴べら使用法
▲使用法

靴べらが普及したのは、洋靴が入ってきてからです。

日本では玄関で靴を脱ぐ習慣があるので、多くの場合、靴べらは玄関にあり、入館する際に靴を脱ぐ必要のある施設などでは、靴を履く場所に用意されていることがしばしばあります。


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参考文献(wikipedia);
靴べら
https://bit.ly/2YSMOTq
革靴
https://bit.ly/2BVGMsa