蝶番(丁番、hinge)のご紹介

蝶番(丁番、hinge)のご紹介
開き扉・開き蓋などの開く建具を支え開閉できるようにする部品を「蝶番(ちょうつがい)」と言います。
「蝶番(ちょうつがい)」

建築業界では、当て字の「丁番(ちょうばん)」や英語のhinge(ヒンジ)の呼び方が主流です。

語源は「蝶の番(つがい)」であり、その形状を、とまっている雄蝶と雌蝶のカップルに見立てたものです。

「番(つがい)」には、雌雄の組合せの他、組合わさっているものについて、「つなぎ目の部分」という意味もあります。

室町時代中期の辞書『文明本節用集』に「蝶番(テフツガイ)」と記述があることから、古くから使われた日本語と思われます。

種類は、一般的な「平蝶番」から「旗蝶番」「抜き蝶番(二管丁番)」「裏蝶番(スライド丁番)」「隠し蝶番」「なつめ蝶番(フランス丁番)」「自由蝶番」「グラビティヒンジ」があります。

平蝶番
「蝶番(ちょうつがい)」

抜き蝶番(二管丁番)
「蝶番(ちょうつがい)」

なつめ蝶番(フランス丁番)
「蝶番(ちょうつがい)」

裏蝶番(スライド丁番)
「蝶番(ちょうつがい)」

▼弊社で取り扱いのガラスドア(建具)では、主に「自由丁番」や「グラビティヒンジ」、家具・木製建具には「スライド丁番」や「隠し丁番」を使用します。

ガラス建具用丁番;
https://bit.ly/2YEr7os
ガラス建具用丁番

家具・木製建具用丁番;
https://bit.ly/2YMOzzX
家具・木製建具用丁番

参考文献;
蝶番(Wikipedia)
https://bit.ly/34bZ68J