被災者の思い、和紙に記し都内でキャンドルイベント

被災者の思い、和紙に記し都内でキャンドルイベント
本日で、東日本大震災から、8年経ちました。

死者は1万5897人、行方不明者は2533人、震災関連死は3701人。
故郷を離れて避難生活を続ける人はいまだ約5万2千人、
避難先は47都道府県の全てに及びます。
地震のあった午後2時46分、各地に犠牲者を悼む鎮魂の祈りが広がりました。

東京・六本木の東京ミッドタウンの広場では、10日に
東日本大震災の被災者ら約2500人が思いを記した和紙をろうそくに
かぶせてともすイベントが開かれました。

キャンドルは直径八センチ、高さ二十センチ。
B5判の和紙をガラス容器に巻き、中に入れたろうそくに点火します。

東北の大学生も参加し、東北から東京にメッセージを届ける意味を込め、
約4500個の「和紙キャンドル」で気球を描きました。
ミラーサイネージ

東京ミッドタウンが主催し、多摩大(東京)の村山貞幸ゼミの学生らが
岩手、宮城、福島の3県に足を運び、被災者と交流。

和紙に直接メッセージを書いてもらいました。

被災者のメッセージは「ふっこうがもっと進みますように」「笑顔と希望」など
前向きな内容が増え、色使いも明るくなってきたが、
三年の上野秀さん(21)は「思い出したくないと断られたこともある。
建物の復興は進んでも心の復興はまだ。自分の感じたことを多くの人に伝えたい」と
話しています。

「復興」「元気」などのほか「我慢」といった言葉も記されていました。

参考文献;
朝日新聞「午後2時46分、各地で鎮魂の祈り 東日本大震災8年」
https://bit.ly/2tZQJNI

共同通信「被災者の思い、和紙に記し 都内でキャンドルイベント」
https://bit.ly/2u2c7lH
東京新聞「復興の思い 照らす4500本 多摩大生が『和紙キャンド』」
https://bit.ly/2UuVCdz

Wikipedia
東日本大震災
https://bit.ly/1Rap7gh