いろいろな「電気スタンド」

いろいろな「電気スタンド」
机上や床などで使用する照明「電気スタンド」は、光源とその台(アーム、ポール、ブームなど)で構成された電灯です。

デスクなどに取付け部を挟んで使用するタイプのものもあります。

ライトスタンド、または単にスタンド、卓上ライト、テーブルライト、デスクライト、デスクランプなどと呼ばれることもあります。
ライトスタンド

置き場所から、卓上に置く「テーブルスタンド」と、床や地面に置く「フロアスタンド」に分けられます。

テーブルスタンドの多くは、読書の明かりや、作業の際に手元を照らす用途に使用されます。

フロアスタンドは、部屋の照明や、人物写真撮影時に被写体を照らしたりするのに使われます。
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センチュリースタンド
▲センチュリースタンド

一口に、電気スタンドといっても、金属製のもの、プラスティック製のもの、陶製のものなど、材質は様々で、デザインも、至って簡易な量産品から、有名デザイナーが設計したもの、果ては自分で部品を組み合わせて作るキットのようなものまであります。

また、付加機能も、時計の付いたもの、音楽再生機能の付いたものなどと様々です。

多くの電気スタンドは電球や蛍光灯を使用していますが、白色LEDが開発されたことにより、省電力な LED照明式の電気スタンドも発売されています。

学習机に組み込まれている場合も多いです。

「アームライト」(アームランプ)は、電灯を支える腕や首が折れ曲がり、高さや角度を調整できる卓上用の電気スタンドの内、腕が折れてバネで角度を保持する構造のものです。

最初にイギリスのデザイナー、ジョージ・カーウォーディンによってデザインされ、1934年にハーバート・テリー・アンド・サンズ社からアングルポイズ・ランプのブランドで発売されて以来、広く使用されています。

このランプの特徴は、人間の関節にも似たランプの腕の可動部で、これにより色々な方向に光源を向けることが可能になっています。

このランプの実用性は現代でも有用と認められており、同じようなデザインのランプが、様々な国で今でも使用されています。

日本では山田照明のZライトが知られています。

また、CGアニメーションで有名なピクサーのオープニングにも、擬人化された、似たようなデザインのランプがルクソーJr.という名前を与えられて出ています。

アングルポイズ・ランプ
▲アングルポイズ・ランプ


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参考文献;
アングルポイズ社
https://bit.ly/2LGwlu3
山田照明株式会社
https://bit.ly/36dtZw1

Wikipedia;
電気スタンド
https://bit.ly/2X43GEk
山田照明
https://bit.ly/3g37kqJ
アングルポイズ・ランプ
https://bit.ly/2TlyQpL
LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)
https://bit.ly/2GB4j3o
LED照明
https://bit.ly/2BGtBdM