雲母(うんも)の様々な用途

雲母(うんも)の様々な用途
雲母(うんも)は、ケイ酸塩鉱物の総称で、「きらら」「きら」、または英名で「マイカ」とも呼ばれます。

英語のmicaはラテン語でmicare(輝く)を由来とします。
「マイカ」

変成岩、酸性火成岩などに普通に含まれ、黒色をしているものの多くは黒雲母です。

薄くはがれるのが特徴で、多くは六角板状の結晶で産します。

用途例;

・耐熱性で電気を通しにくい性質を持ち、半田ごて等の絶縁体として
 利用されています。雲母を誘電体(電荷をためる物質)に利用した
 電子部品のコンデンサをマイカコンデンサといいます。近年では、
 自動車や建築物等の塗料の材料の一部として使われることがあります。

雲母を電気絶縁体に用いた例
▲雲母を電気絶縁体に用いた例

・手鑑(てかがみ)をつくる際、雲母の粉末を塗布した台紙に
 古筆を貼り付けることが行われました。後に古筆を台紙から引き剥がす
 必要が生じたときに、雲母が剥離するので、古筆自体への損傷を抑える
 ことができます。

・二酸化チタンをコーティングした雲母(titan coated mica)は パール塗料や絵具の金属色として使われます。

・風化した黒雲母は、バーミキュライト(土壌改良用の土)として 農業や園芸用に利用されます。

・化粧品

・製紙/プラスチック製造時に混ぜる填料(てんりょう)

・金属加工用の切削油
(金属などの切削加工を行う際に、摩擦抑制と冷却のために使用する油)

・ガラス窓の代替、耐熱製品の内部確認窓

・発熱物のニクロム線を、絶縁材である雲母で挟み込み、
 工業・業務用ヒーターとして使用されます。
 穴あけ・切りかけ加工なども可能なため、アイロン・ポット・
 コーヒーメーカーなどの家庭電化製品にも多く使用されます。
 加熱物に、直接接触させるため、熱効率が良く、昇温速度が早いです。

・浮世絵版画にパール塗料のような独特の光沢を与えるため、
 木版画などの画面に施します。膠(ゼラチン)に加水して雲母を混ぜて
 過熱し液を作り、刷毛で塗ります。

雲母を絵画作品に使った例(難波屋おきた)
▲雲母を絵画作品に使った例(難波屋おきた)


▼石材光壁のマイカタイプは、パール感のある雲母が含まれ、色の統一感と重厚で高級感のある空間を演出します。
石材光壁のマイカタイプ

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参考文献(wikipedia);
雲母(うんも)
https://bit.ly/2Wra61c
手鑑(てかがみ)
https://bit.ly/35Zmysu
バーミキュライト
https://bit.ly/35XwUZz
填料(てんりょう)
https://bit.ly/2yJKXpP
切削油(せっさくゆ)
https://bit.ly/3crrR6o
難波屋おきた
https://bit.ly/3fJZkuU