鏡（ミラー）ではない「拡大鏡」

「拡大鏡（かくだいきょう）」は、ルーペ（Lupe）、虫眼鏡と呼ばれるレンズで物体を拡大して観察する光学機器のことです。

１枚もしくはそれ以上のレンズで構成され、「凸レンズ」か、のこぎり状の断面を持つ「フレネルレンズ」が使われます。

家庭では読書や子供の学習用、各種の産業用、老眼、白内障、糖尿病など各種疾患による視力の低下用、あるいは時計修理や歯科治療といった精密作業用として眼鏡に取り付ける単眼、または双眼のものなど、多種多様なものがあります。


▲最も典型的な手持ちタイプ。多くはレンズが１枚だけの低倍率ですが広視野。


▲高倍率の折りたたみタイプ。理化学、ジュエリー鑑定などに用います。


▲主に印刷物の検査に用いるもの。対象物に載せるだけで焦点が合います。


▲主に繊維や印刷物の検査に用いるリネンテスター。対象物に載せるだけで焦点が合い、未使用時は小さく折りたためることが利点。


▲眼窩（がんか）に挟み込んで使うタイプのいわゆる時計見（キズミ）。両手が自由に使えるため、時計修理などに使用します。


▲フレネルレンズを使った、軽く薄いタイプ。（カールツァイス・ビズカード）プラスチック製（多くはアクリル製）


▼反射する鏡（ミラー）でできた「拡大鏡」もあり、好評販売中です。アーム付きの両面鏡で、拡大面は３倍率です。

「詳細ページはこちら」

参考文献（wikipedia）；
拡大鏡（かくだいきょう）
https://bit.ly/2WggwRb

レンズ（lens）
https://bit.ly/3a6tPaQ

フレネルレンズ（Fresnel lens）
https://bit.ly/33nvpTo

鏡（かがみ）
https://bit.ly/2Qg9FU4