まるで「ふすま」、JR西日本の新型ホームドア公開

まるで「ふすま」、JR西日本の新型ホームドア公開
JR西日本は列車の扉位置に合わせて自在に開閉ができる新型のホームドアを報道公開しました。

「ホーム上の究極の安全性向上を目指しました」。

ホームドア
▲「ふすまのように」扉をスライド・収納することで、ドア位置を自在に変更できるホームドア

列車の情報などが表示されたデジタル画面の扉と強化ガラスの扉がスライドし、扉の位置や大きさが変わります。

停車する列車の扉の位置にあわせて開閉できます。

ホームドア
▲親扉のデジタルサイネージに電車情報を表示

JR西日本によると、フルスクリーンで多様な車両に対応できるホームドアは『世界初』だということです。

ホームドアの開発は、ホームからの転落や列車との接触を防ぐため、鉄道各社が進めてきました。

しかし、扉の数や位置は列車によって異なる場合が多くJR西日本は一部の駅でロープ式のホーム柵を導入しましたが、それでも柱が邪魔になることなどが課題となっていました。

今後は関空と新大阪を結ぶなにわ筋線などで私鉄の乗り入れも想定されるため、自由度の高いホームドア開発を進めていたといいます。

新型ホームドアは万が一、列車とホームドアの間に乗客が取り残された場合、感知できる安全センサーも取り付けられています。

JR西日本は、2023年に開業予定の「うめきた新駅」への設置を見据えて、改良を進めていきたいとしています。

▼参考動画(注意:音が出ます。)


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参考文献;
MBS NEWS(2019/11/20)
「まるで『ふすま』、JR西日本の新型ホームドア公開」
https://bit.ly/2OHP5KK

Park blog(2019/11/25)
「解決策は『フスマ』型。JR西日本が60のドア位置に対応するホームドアを開発」
https://bit.ly/2OJuu8V

JR西日本(西日本旅客鉄道株式会社)
https://bit.ly/37EL6ax

Wikipedia
襖(ふすま)
https://bit.ly/34kEHz6
デジタルサイネージ(Digital Signage)
https://bit.ly/2OqzMG4
西日本旅客鉄道
https://bit.ly/35DvVfI