部屋の間仕切のほとんどを「ガラス」に変えて開放的な空間へ

部屋の間仕切のほとんどを「ガラス」に変えて開放的な空間へ
北九州市小倉の建築設計事務所「タムタムデザイン」を主宰する
一級建築士の田村晟一朗さんが、「リノベーション・オブ・ザ・イヤー」の
最高賞である「総合グランプリ」を受賞しました。

2年ぶり2回目の受賞になります。

約900社の建築施工業者や設計事務所が加盟する「リノベーション協議会」が
毎年、住宅や商業施設を対象に優れたリノベーション作品を選ぶ同コンテスト。

今回は246件の応募があり、田村さんがデザインした、
故・黒川紀章設計のマンション「門司港レトロハイマート」の
1室が受賞しました。

田村さんは「巨匠の黒川さん建築を再構築するという重圧はあったが、
(建設当時の)黒川さんが歩いたであろう門司港の町並みをたどったり、
風景を眺めたりしながらコンセプトを磨いた」といいます。

リノベーション前の間取りでは、室内から海峡を眺めるポイントは
リビングルーム1カ所しかなかったが、
それは「家族がリビングに集まりやすいように」という
黒川さんのメッセージだと解釈しました。

「(リノベーション後)ここに住む顧客が定まっていない状態で
デザインを構築するという難しさがあったが、
室内にもっと海峡の景色を取り入れたい」と考えた田村さんは、
仕切りを全て取り払い、腰から上を「ガラス」で仕切る大胆な手法で、
玄関から窓に向かって「関門海峡へつながる道」を構築しました。
「関門海峡へつながる道」(間接照明を用いることで「道」を強調)
(間接照明を用いることで「道」を強調)

室内のどこからでも海峡の景色を堪能できる空間となり
「朝焼けや夕焼け、紫色に染まる関門海峡の空は住居内のガラス全てに
反射を繰り返し、玄関まで趣を運ぶ」といいます。

↓奥まったキッチンからも海峡の景色を感じられます。
「奥まったキッチンからも海峡の景色を感じられる

田村さんは「黒川紀章先生、20年後のローカル建築家が出した
『関門海峡への道』というリノベーション問答。
この答えはいかがでしょうか」と巨匠へ問い掛けました。

↓3DKの間取りを1LDKへと変更
3DKの間取りを1LDKへと変更

↓部屋の間仕切のほとんどを「ガラス」に変えることで開放的な空間に
部屋の間仕切のほとんどを「ガラス」に変えることで開放的な空間に

お部屋が明るく開放的になる「間仕切りガラスドア」を
ご希望の場合は、お気軽にご相談ください。
https://bit.ly/2TZyCqN

参考文献;
小倉経済新聞(2019/3/6)
「小倉の設計事務所『リノベーション・オブ・ザ・イヤー』受賞」
https://bit.ly/2YwdvuT

株式会社タムタムデザイン
http://tamtamdesign.net/
一般社団法人リノベーション協議会
https://www.renovation.or.jp/

Wikipedia;
門司港レトロハイマート(北九州市)
https://bit.ly/2V41ESA
黒川紀章(1934-2007)
https://bit.ly/1MwSOq5