いつも何度でも

いつも何度でも

もうすぐ、終戦記念日です。

1945年8月6日、広島市に原子爆弾が投下されたことに続き、
8月9日、長崎市にも原爆が投下され、
8月15日、ついに終戦を迎えることになりました。

正確には、
8/14:日本政府が、ポツダム宣言(日本軍の無条件降伏)の受諾を連合国各国(米英中ソ連)に通告した日。
8/15玉音放送(昭和天皇による終戦の詔書の朗読放送)で、日本の降伏が国民に公表された日。
9/2:日本政府が、ポツダム宣言の履行等を定めた降伏文書(休戦協定)に調印した日。
となっており、

学校教科書では、この3日のどれを終戦の日とするか、
意見が分かれているようです。

細かいことはともかく、日本はこれで終戦を迎えることができたわけです。

ただ残念なことに、その後の世界を見れば、
いつもどこかで戦争が行われているという現実もあります。
そして、毎日どこかで大勢の方が傷つき、亡くなっています。


毎年この時期になると思い出す歌、平和への祈りを込めてご紹介します。



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いつも何度でも
作詞/覚 和歌子、作曲/木村 弓
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呼んでいる 胸のどこか奥で
いつも心躍る 夢を見たい

かなしみは 数えきれないけれど
その向こうできっと あなたに会える

繰り返すあやまちの そのたび ひとは
ただ青い空の 青さを知る
果てしなく 道は続いて見えるけれど
この両手は 光を抱ける


さよならのときの 静かな胸
ゼロになるからだが 耳をすませる

生きている不思議 死んでいく不思議
花も風も街も みんなおなじ



呼んでいる 胸のどこか奥で
いつも何度でも 夢を描こう

かなしみの数を 言い尽くすより
同じくちびるで そっとうたおう

閉じていく思い出の そのなかにいつも
忘れたくない ささやきを聞く
こなごなに砕かれた 鏡の上にも
新しい景色が 映される


はじまりの朝の 静かな窓
ゼロになるからだ 充たされてゆけ

海の彼方には もう探さない
輝くものは いつもここに
わたしのなかに みつけられたから

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終戦の日
http://bit.ly/1vDYlm7
ポツダム宣言
http://bit.ly/VgLupe
玉音放送
http://bit.ly/VgLG82