感謝をすると幸せになれる

感謝をすると幸せになれる
「感謝をすると幸せになれる」

私達は皆、幸せになりたいと思っている筈です。

幸せになるための鍵は「感謝の心」を持つことであり、「感謝の心」を持つと、どのような状況に置かれても幸せを感じられるようになるといいます。

感謝の気持ちを感じるためには、2つの条件が必要で、それは「貴重な出来事が起こること」と「それが無償で与えられたと気付くこと」です。
(起きた出来事が、同等以上の対価や努力を払った結果という意識があると感謝の気持ちは無くなります。)

一般には「無償で貴重な出来事が起こる事は無い、だから感謝も無い」と思ってしまいがちです。

しかし、少し視点を変えると、私達は一瞬一瞬、貴重な出来事を体験できる「機会」に恵まれていることが分かります。

生まれてからずっと「今という瞬間」が何の努力も無しに次々と与えられていることに気付くと、感謝の気持ちを持つことができます。

では、どうしたら、この素晴らしさを活かし、一瞬一瞬を感謝して生きられるようになるのでしょうか。

それは「止まって」「よく見て(観察して)」から「進む(行動する)」ことだといいます。

毎日忙しく、人生を駆け抜けていると、逃してしまいますが、幸せのために、ちょっと「立ち止まって」「観察」すると、自身が恵まれていることに気付く貴重な「機会」が生まれます。

「健康である」「雨風をしのげる家がある」「日本に住んでいる」
「電気・ガス・水道が通っている」「インターネットに繋がる」
「支え合える家族・ビジネス仲間がいる」「お客様がいる」
「仕入れ業者様がいる」「遠隔地とリアルタイムに意思疎通ができる」
「綺麗な飲み水がすぐ手に入る」「食事がある」「お金がある」
「物を売ってくれるお店がある」…

自身が日常生活の中の感謝(幸せ)に気が付けば、周囲の人と幸せを分かち合うための「行動」に繋がります。

修道僧であり諸宗教の研究者であるデヴィッド・スタインドル=ラストはアフリカから帰った後、蛇口をひねるたびに飲める水が出る事、スイッチを入れると電気が点く事に、とてもありがたく幸せを感じたと言いいます。

そして、蛇口をひねるたびに電気のスイッチを入れるたびに「止まって」意識できよう、水道の蛇口と電気のスイッチにシールを貼り、その貴重な感覚を長続きさせているそうです。

今回の内容のもとになったデヴィッド・スタインドル=ラストの講演は、動画でご覧いただけます。

▼TEDグローバル
「幸せになりたいなら 感謝しよう」(14:17)
https://bit.ly/3KDJVuK